プリザーブドフラワーとは
プリザーブドフラワーとは、生花を長期間楽しめるように特殊加工した花のこと。
1番美しく咲いた時期に色素を抜き、特殊な塗料を吸わせて色付けします。
生花にはない色を実現できるので、珍しい色味を入手できたり季節問わず楽しめたりできるのが魅力です。
花のみずみずしさを保てる加工方法で、生花のような自然な仕上がりになります。
水やりの必要性がなく、花粉や香りがないのも嬉しいポイント。
生花の見た目が好き、相手の好きな花を贈りたい、という場合におすすめです。
おすすめのプリザーブドフラワーギフト
こちらはガラスフレームにプリザーブドフラワーを閉じ込めたものです。
ガラス面にはオリジナルのメッセージを入れることができるので、お店の名前やお店のコンセプト、応援のメッセージなど自由に注文していただけます。
ガラスフレームに入っているので、ホコリが被る心配もありません。
もらったときの美しい状態を長期間保てるので、インテリアとして長く飾っていただけます。
ソープフラワーとは
ソープフラワーとは、「フラワーソープ」「シャボンフラワー」とも呼ばれる石鹸で作られた花のこと。
生花と見間違えるほど細かい部分まで再現されているのが特徴です。
枯れることがないので水やりは必要なく、花粉が飛ぶ心配もありません。
ふんわり石鹸やアロマの香りがするので、香りを楽しみたい方におすすめです。
また、ソープフラワーには「観賞用」と「石鹸や入浴剤として使えるもの」があります。
どちらもインテリアとして飾ることができますが、後者は実用性も兼ねているのがポイントです。
購入時は、どちらのタイプをプレゼントするか考えてくださいね。
おすすめのソープフラワーギフト
こちらは石鹸の香りが楽しめるおしゃれなフラワーブーケです。
カラーバリエーションが豊富なので、相手の好みに合わせて選ぶことができます。
単色で構成するのではなく、さまざまな色のソープフラワーを組み合わせているのがポイント。
ソープフラワーならではの色鮮やかなギフトを堪能していただけます。
プリザーブドフラワーとソープフラワーの違い
プリザーブドフラワーとソープフラワーの特徴を解説しました。
具体的な違いは表をご覧ください。
| プリザーブドフラワー | ソープフラワー | |
| 素材 | 生花・特殊液 | 石鹸 |
| 寿命 | 約10年 | 約3ヶ月〜1年 |
| 加工方法 | 脱水・脱色してから再染色 | 石鹸をこねて形を作る |
| 香り | 香りなし（加工で付けることもできる） | 石鹸・アロマの香り有 |
| お手入れ方法 | 水やり不要 | 水やり不要 |
| 花粉 | なし | なし |
| 価格 | 比較的高め | 比較的低め |
| 処分方法 | 燃えるゴミ | 燃えるゴミ |
どちらも「水やり不要・花粉なし」という点は同じでした。
花のお手入れは少々面倒と思う人も一定数いるため、水やりの必要性がないのは喜ばれるポイントです。
花粉が少ない生花もありますが、花粉アレルギーを持つ人にとっては少量であっても辛いもの。
プリザーブドフラワーもソープフラワーも花粉が出ないのが大きな魅力。
また、ソープフラワーの寿命は「香りがしなくなったら」がひとつの目安です。
香りがしなくなっても見た目がキープされていれば、そのまま観賞用として楽しめます。
生花を特殊加工して作られるプリザーブドフラワーは、ソープフラワーより相場は高めですが、ミニブーケや一輪だけなどミニアレンジであればリーズナブルで購入しやすいですよ。
プリザーブドフラワーやソープフラワーといった加工花を長持ちさせる方法
プリザーブドフラワーとソープフラワーは生花よりも長持ちしますが、せっかくならより長く保管したいですよね。
ここでは、加工花の保存方法を紹介します。
- 高温多湿を避ける
- 直接風が当たる場所は避ける
- 物理的な刺激を与えない
- ケースに入れて飾る
それぞれの内容を見ていきましょう。
高温多湿を避ける
プリザーブドフラワーもソープフラワーも繊細な加工花です。
高温多湿な場所や直射日光が当たる場所に長時間置いておくと、ひび割れや変色が起きる場合があります。
ソープフラワーの場合は溶けてしまうリスクも。
とくに夏場や梅雨時期は高温多湿になりやすいので、エアコンや空調を活用して室内環境を整えましょう。
直接風が当たる場所は避ける
自然の風や扇風機などの風にも注意してください。
長時間風に当たると、乾燥してひび割れが起こりやすくなります。
飾るときは高温多湿を避けつつ、風が当たらない場所を見つけて置きましょう。
物理的な刺激を与えない
ソープフラワーは石鹸を使って繊細に作られています。
繊細なあまり、むやみに触ったり落としたりすると形が崩れることがあるので注意が必要です。
プリザーブドフラワーも同様で、「触る」よりも「観賞用」として楽しんでいただくと長持ちします。
子どもやペットの手が届く場所は避けて、安全性の高い場所に飾るのがポイントです。
ケースに入れて飾る
加工花は、ボックスやクリアケースに入れて飾るのがおすすめです。
ケースに入れておけば持ち運びがしやすく、室内環境によって飾る場所を気軽に変更できます。
ホコリが被る心配がなくなり、拭き取り掃除もしなくて済みますよ。
ソープフラワーの場合は香りも適度に閉じ込めてくれるので、香りを楽しみたいときは開けて満足したら閉めるを繰り返すと、香りも長持ちするでしょう。
インテリア性を重視するなら「プリザーブドフラワー」、香りを楽しむなら「ソープフラワー」
プリザーブドフラワーもソープフラワーも、それぞれ違った魅力があります。
どちらにしようか迷ったときは、保存期間や香りの有無などを比較してみるとよいでしょう。
プリザーブドフラワーもソープフラワーもおしゃれなインテリアになるので、女性への贈り物にぴったり。
母の日や誕生日に限らず、開店祝いや就職祝いなどビジネスシーンにもふさわしいフラワーギフトです。
コメント