アフターブーケが高い理由と価格相場をご紹介
結婚式で使ったブーケを加工保存するアフターブーケは、大切な思い出を残せるアイテムとして人気があります。しかし、アフターブーケの価格は一般的に高いため、残すか悩む人も多いものです。
アフターブーケの価格が高い主な理由は、加工に専門的な知識と保存技術が必要なため。プロによって手間や時間をかけて丁寧に作業されるため、どうしても高い価格設定になってしまうのですね。
アフターブーケは大きく4つに分類されます。それぞれの特徴や価格相場を以下に紹介します。
押し花
押し花は花をプレスして平面状に乾燥保存する技法です。現在は、立体感を出す「立体押し花」が主流となっています。
- メリット
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花の形がそのまま残りやすいです。額縁に入れて壁に掛けるなど、省スペースで飾れます。
- デメリット
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直射日光や湿度に弱く、数年程度で色褪せます。
- 価格相場
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約3万円から
シンフラワーは4万人以上の制作実績があります。1年間の完全保証と10年サポートがついているので、安心して利用できますね。挙式直前・直後でも保存加工が可能な点もありがたいですね。東京に実店舗(サロン)があり、持ち込みも可能です。
ドライフラワー
ドライフラワーは生花の水分を取り除き、乾燥させる方法です。風通りよく湿度の低い部屋に吊すだけで制作できますが、シリカゲルを使って乾燥期間を早める方法のほうが、きれいに失敗なく完成します。
- メリット
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手軽に加工ができ、立体的な形を保てます。アンティーク調のインテリアになります。
- デメリット
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日が経つごとに花びらや葉が落ちやすくなります。数ヶ月程度で色褪せます。
- 価格相場
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約3万円から
花ぐるまでは、ガラスドームと木フレームの2つの方法でドライフラワーに制作してくれます。S・M・Lサイズとサイズ展開されており、予算に応じて選びやすいですね。
プリザーブドフラワー
特殊な加工液で生花の水分を抜き、着色する技法です。
- メリット
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生花に近い柔らかさや色合いを保てます。約5年程度と比較的長期保存できます。
- デメリット
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新鮮な花でないと綺麗に仕上がりません。花材によって加工が難しいものがあります。
- 価格相場
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約3万円から
ナチュールフラワーでは、プリザーブドフラワー加工のスペシャリストである「プリザービスト」が作成。完成品の画像をメールで送ってもらえるので、仕上がりの確認ができます。一年間の無料お直しサービスがついている点も嬉しいですね。
アイスフラワー
生花をマイナス30℃で凍らせ、真空状態で乾燥させる技術を使います。
- メリット
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ブーケ全体を自然な形で長期間保存できます。
- デメリット
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飾るスペースが必要となります。提供する業者が限られています。
- 価格相場
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約5万円から
オンラインで注文を広く受け付けているお店は見当たりません。希望の方は、結婚式を挙げる式場や近くの花屋に問い合わせてみましょう。
高いアフターブーケを安くする4つの方法
アフターブーケを頼みたくても結婚式は何かとお金がかかるもの。予算との兼ね合いで悩む人が多いでしょう。とはいうものの、高いアフターブーケもアイデア次第で安くなりますよ。4つの方法を紹介します。
式のブーケをプリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーにする
結婚式で使うブーケを、はじめからプリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワー(造花)にするのも1つの方法です。
生花のブーケと挙式後の加工費用を合わせた価格よりも、プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワー(造花)を使用したブーケを式で使用し、そのまま保管する方がコストを抑えられますよ。生花の加工には専門的な技術と手間が必要なため、高い費用が発生してしまうのです。
花嫁が手元にもつブーケは、ゲストからあまり近くで見られることがないため、生花でなくても問題はないという声もたくさんあります。プリザーブドフラワーのブーケも十分素敵で、見劣りしませんね。
ウェスティンホテル東京様で結婚式予定の花嫁様のために作ったブーケです。プリザーブドフラワーで制作。花嫁様のご要望をいろいろ伺い、羽が入ったキュートなブーケに仕上げました!花嫁様からも喜びの声をいただきました! pic.twitter.com/vsvpBGnpom
— プルマージュ (@plumagejp) August 16, 2016
ギフトモール|プリザーブドフラワーの花束 14,000円(税込)
プリザーブドフラワーのブーケはたくさん販売されています。ギフトモールでは、豊富なバリエーションのプリザーブドフラワーブーケを取り揃えています。カラーも豊富にあるので、お好みのブーケが見つかるでしょう。高い価格のものだけでなく、お手頃価格のものもたくさんありますよ。
Yahoo!ショッピング|プリザーブドフラワー Ruplan’sbouquet 花束 ブーケ 5,480円(税込)
こちらのプリザーブドフラワーは7色のカラーからお好みを選べます。ドレスの色にあわせてぴったりのものが選べますよね。
Amazon|プリザーブドフラワー そのまま飾れるブーケ7,198円(税込)
こちらのプリザーブドフラワーは、自立してスタンドするタイプです。ブーケを手から離すときに、ブーケの形を崩す心配なく置けるのでいいですよね。
いくつかご紹介してきましたが、プリザーブドフラワーのブーケは、数千円程度から手に入れられることがおわかりいただけたでしょうか。決して高い価格ではないですよね。
自作する
自作が負担にならない方は自作するのもひとつの方法です。
自作はプロの仕上がりと比べると見劣りするかもしれませんが、自分で作る過程は楽しいものですし、大切な思い出にもなりますよね。アフターブーケの自作キットは、ユザワヤや東急ハンズなどで購入することができます。
作り方に関するYouTube動画もたくさんあるので、参考になりますよ。
こちらの動画では、アフターブーケの作り方について詳しく紹介されています。さまざまな作り方とそのポイントについて解説されていますので、自分の希望や適性に合った制作方法を見つけて制作することができるでしょう。
加工の仕方は、押し花、ドライフラワー、プリザーブドフラワーの中から選べます。バーバリウムやキャンドルなどのインテリアアイテムに加工するのもひとつのアイデアです。
一番手軽に自作しやすい方法は、ドライフラワー。ドライフラワーの作り方はこちらの動画で詳しく紹介されています。
外注する
式場を通さずに直接業者に外注することで、中間マージンを省きコストを抑えられます。式場に頼むと業者に比べて数万円高い価格になるともいわれています。
挙式後に急きょアフターブーケを作りたくなることもあるでしょう。挙式後に注文を受け付ける業者もありますので、安心してください。
ただし、花の鮮度が重要なので、時間が経ちすぎると受け付けてもらえなかったり、仕上がりが美しくなくなる可能性があります。
アフターブーケを考えている場合は、事前に業者選定をしておくと良いでしょう。
花の量を減らす
アフターブーケの価格は、業者の手間や労力によって変わります。頼む量が多いとその分高い価格になっていまいます。花の量を減らすことでコストを削減できますよ。
サイズ展開が豊富な業者を選んで、小さなサイズのブーケを選ぶとより経済的です。
これらの方法を利用することで、高いアフターブーケをリーズナブルな価格で作成することが可能です。自分のスタイルや予算に合わせた方法を選びましょう。
【まとめ】アフターブーケは高いからといって諦めなくても大丈夫
高い価格のアフターブーケを頼むか悩む方々に向けて、費用を抑える方法をいくつか紹介してきました。
結婚式のブーケは、一生に一度の特別な日を彩る大切な記念品です。高いアフターブーケを安くできる方法を活用して、後悔しないようにしてください。
自分の想いやライフスタイルに合った方法でアフターブーケを作りたいものですよね。ぜひベストな選択をして、素敵な思い出を残してくださいね。
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