【遅れたらマナー違反？】開店祝いのベストなタイミングとは
開店祝いを贈るベストなタイミングは、開店日の前日です。
開店祝いは本来、「幸先がよい」という理由から開店日の午前中に贈るとよいとされていました。
ですが開店日当日の午前中はなにかと忙しいだろうという配慮から、開店2週間前～前日に贈ることが増えています。
せっかくの開店祝いなのに、相手に負担をかけてしまっては意味がありませんからね。
ですが開店2週間前～前日がよいと言っても、生花を贈る場合は早すぎると開店当日にはしおれている可能性もあります。
生花は1～2週間程度でしおれることが多いため、寿命を考慮して贈りましょう。
開店当日でも相手に迷惑がかからない場合には、当日午前中のお届けでももちろん問題ありません。
開店祝いを郵送する場合も訪問して直接渡す場合も、あらかじめ都合のよい日時を確認しておきましょう。
開店前ならなおさら、いつもお店にいるとは限りません。
トラブルを防ぐためにも事前連絡をしておくことが大切です。
開店祝い花の贈り方をマナーから相場まで徹底解説した記事も参考にしてみてくださいね。
開店祝いが遅れた場合の対処法
開店の前日または当日午前中には贈りたい開店祝いですが、事情があってタイミングを逃してしまうこともあるでしょう。
続いては、お祝いを開店日午前中までに贈れなかった場合の対処法をご紹介します。
開店祝いの相場もあわせて確認してくださいね。
開店から数日遅れた場合
最初にご紹介するのは、開店祝いを開店当日午前中までに贈れなかった場合です。
開店日から数日以内にお届け可能なら、生花をプレゼントすることはマナー違反ではありません。
数日遅れたお詫びを伝え、急いでお祝いをしましょう。
１週間ほど遅れた場合
開店から1週間ほど経過したタイミングでは、お花以外のプレゼントを選ぶとよいでしょう。
開店から1～2週間経過すると、開店祝いに贈られたお花を片付け始めることが多いためです。
生花の寿命は1～2週間程度ですからね。
そのためマナー違反とまでは言いませんが、１週間以上遅れてしまった場合はお花ではなく「お花以外」のプレゼントを選ぶほうが無難でしょう。
もちろん、相手が希望している場合はお花のプレゼントも問題ないですよ。
お花以外のプレゼントは、開店祝いにおすすめのおしゃれなインテリア10選【お花以外】の記事も参考にしてみてくださいね。
１か月ほど遅れた場合
1か月ほど遅れた場合には、お詫びの手紙を添えてお花以外のお祝いを贈ります。
1か月遅れても、お花以外のプレゼントならマナー違反にはなりません。
その場合、熨斗（のし）の表書きには「祝御発展」と記入します。
開店祝いではなく、今後の繁栄を祈願しますという意味です。
また遅れてしまったお詫びの言葉を添えて、できるだけ自分で持っていきましょう。
数カ月遅れた場合
数カ月遅れてしまった場合は、開店祝いとしてお祝いするより次の2パターンがよいでしょう。
- 訪問時に普段以上にお金を使う
- 開店1周年記念やお店がイベントを開催するタイミングでお祝いする
まず1つ目の普段以上にお金を使うとは、たとえば飲食店なら普段頼まないような値段のお酒を注文したり、エステサロンなら上のランクのメニューをお願いしたりすることです。
お店を訪れたときに開店祝いの代わりとして、売り上げに貢献する方法でお祝いしましょう。
2つ目は、開店1周年などに開店祝い分もあわせてお祝いする方法です。
どちらにしても、開店祝いをできなかったお詫びも合わせて伝えるとよさそうす。
開店祝いに遅れた場合のおすすめプレゼント【生花以外】
続いては、開店祝いが遅れてしまった場合におすすめなプレゼントをご紹介します。
生花のような鮮やかさが魅力！プリザーブドフラワー
【開店or開業祝い】花束アレンジ（大）メッセージ入りガラス額
プリザーブドフラワーは生花を特殊な液で加工し、水やりなどのお手入れ不要なのに何年も枯れないお花のことです。
開店から3日以上経ってしまうと生花のプレゼントはマナー違反となりますが、プリザーブドフラワーなら問題ありません。
ガラス面には「Congratulations on the opening of 店名 日付（開店おめでとうございます）」などオリジナルのメッセージを入力可能です。
大きさは高さ30cm×幅21cm×奥行5cmと邪魔にならない大きさのため、飾りやすく主張しすぎず、それでいて華やかさのあるインテリアはお店からも喜ばれそうですね。
開業祝いのプリザーブドフラワーはこちらのリンクから。
業種を問わず重宝される！ギフトカード・現金
どんな職種でも喜ばれるのが、ギフトカードや現金のプレゼント。
すでに開店から期間が過ぎているため、必要なものは一通り揃っているはずです。
遅くなったお詫びとともに、今後必要なものができた時に使ってほしい旨を伝えるとよいでしょう。
相手の好きなお菓子やお酒
普段買わないような少し高級なお菓子やお酒をプレゼントするのもよいでしょう
もし相手が飲食業なら、お店で出しているお酒をプレゼントするとお店の売り上げにも貢献でき喜ばれます。
こちらの記事でも紹介していますので参考にしてみてくださいね。
【遅れたらマナー違反？】開店を祝う気持ちが大切
開店祝いは、基本的には開店の前日までに渡します。
ですがもし遅れてしまったとしても、別の方法でお祝いの気持ちを伝えましょう。
遅れたことやマナー違反かどうかを気にして何もしないのが、相手にとっては一番寂しいことです。
記事を参考に開店をお祝いする気持ちを伝えましょう。
コメント