知人の個展にお祝いを贈った私の話/喜ばれたものや贈り方を紹介

知人の個展にお祝いを贈った私の話/喜ばれたものや贈り方を紹介

知人が絵画展や写真展などの個展を開催することになった時、どんな風にお祝いをすればよいのか悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。

個展は作品の発表の場であり、個展開催を目標に励んでいる人も多いので、そんな晴れの舞台にふさわしい気持ちのこもったプレゼントを用意したいものですね。

そこで実際に個展のお祝いを贈った経験のある私が、その時の体験談やおすすめのプレゼントをご紹介いたします。

スナックの周年祝いのプリザーブドフラワー
スナックの周年祝いのプリザーブドフラワー
スナックの周年祝いのプリザーブドフラワー
目次

個展のお祝いとして知人にお花を贈った話【体験談】

▼当時の簡単な状況説明 

  • 性別:女 
  • 年齢:28才 
  • 相手との関係性:友人 
  • 贈った物:プリザーブドフラワー 

私の友人が、念願だった自分の個展を初めて開くことになったときの話です。 

何かお祝いのプレゼントをしたいと考え、いろいろ調べた結果プリザーブドフラワーをプレゼントしました。 

プリザーブドフラワーを選んだ理由 

お祝いといえば「お花」というイメージを持っていたのですが、個展のお祝いではあえて選びませんでした。 

その理由は次の3点です。 

  • 生花の鮮やかな色が、個展の世界観の邪魔をしないか心配だったから 
  • 生花だと花粉が飛ばないか気になったから 
  • 何日か開催される個展なので、生花はしおれないか心配だったから 

友人の個展では色鮮やかな絵画を展示するとあらかじめ聞いていたので、作品の華やかさの邪魔にならないようなものがいいなと最初に考えました。 

また、生花の花粉が作品に付かないかなという点も心配にもなりました。

直接はつかなくても、手や服などに花粉がつくこともありますしね。 

それに個展が開催される期間は数日あるため、その間に生花がしおれてしまったり、水やりやお手入れをしたりする余裕はあるのだろうかとも気になりました。 

その結果、余計な心配かな…と思いながらも生花以外のプレゼントを考えることにしたのです。 

生花以外のプレゼントはあまり思い浮かばなかったため、ネットで生花以外のお祝いのプレゼントを調べることにしました。 

ネットでもさまざまなプレゼントの意見を見かけましたが、その中からプリザーブドフラワーを贈ることに決めました。(調査した結果はのちほど記載します) 

プリザーブドフラワーを選んだのは次の理由からです。 

  • 色味を抑えたプリザーブドフラワーを選べば、作品を引き立てられるかと思ったから 
  • 花粉が飛ぶ心配もなく、水やりやお手入れ不要で枯れないから 
  • 生花でなくとも色味を抑えても、プリザーブドフラワーなら華やかな雰囲気にしてくれるのではと考えたから 
  • 個展開催の記念として残せるから 

私の心配をすべて解消できるのが、プリザーブドフラワーでした。 

プリザーブドフラワーとは、生花に特殊な加工を施すことで形や色を長期間保つことができる花のことです。 

見た目は生花と見間違えそうなくらいですが、水やりや日光などのお手入れも不要で花粉や香りもありません。 

私が個展のお祝いとしてプリザーブドフラワーを貰った話

そして実は、私もプリザーブドフラワーをいただいたことがあるので、プリザーブドフラワーの良さはよく知っていました。 

私が写真展を開いたときにいただいたのですが、5年ほど経っているにもかかわらず、ケースに入っているためなのか色あせていないように感じます。 

必要なお手入れといれば、ケースにたまるホコリを取りのぞく程度という点も嬉しかったです。 

今や我が家のインテリアのひとつとなっており、思い出として飾れるところが気に入っています。 

私がプリザーブドフラワーをいただいた時には、 

「生花だとお世話が大変だろう」 

「持ち運びしやすいものがいいだろう」 

「でもお花はあったほうがいいかな」 

という気持ちでプリザーブドフラワーを選んでくださったと、当時お聞きしました。 

そのことを思い出し、個展を開催する友人にも少しでも負担にならないものがよいと考えてプリザーブドフラワーをプレゼントすることに決めました。 

プリザーブドフラワーを購入した方法

プリザーブドフラワーを購入できるのは、次の3か所が一般的です。

  • お花屋さん
  • 雑貨店
  • インターネット

そこでまずは、近くのお花屋さんを見に行ってみました。 

私がプレゼントしたいと思っているのは、個展の雰囲気を損なわないような色味を抑えたプリザーブドフラワーです。 

ですが、店舗に展示されている商品は少なく、何店舗か回りましたが、これ!と思うものは見つけられませんでした。 

次はネットで検索をしました。 

ネット上ではたくさんの商品を見比べやすいので、私のように欲しいイメージがしっかりある場合には向いていそうです。 

直接ギャラリーに郵送したい場合にも、ネットでの購入は便利ですね。 

ネット検索をしていると、ベージュ系のお落ち着いたプリザーブドフラワーのアレンジメントを見かけました。 

ギャラリーにも馴染みそうだし友人宅のインテリアに合いそうだと感じ、また大きすぎず小さすぎないところも気に入り、その商品に決めました。 

プリザーブドフラワーを贈った友人の反応 

友人からは 

あえて生花以外のものを選んでくれて嬉しい」 

個展が終わったあとも自宅に飾っている。思い出に残るプレゼントをありがとう」 

という言葉をいただき、大変喜んでいただけました。 

また、私が花粉やギャラリーの雰囲気を気にしていたことにも、感謝の言葉をかけてくれました。 

きっと、生花を選んでいても他の物を選んでいても、友人は喜んでくれたでしょう。 

ですが友人のことをじっくり考えた結果選んだものなので、プリザーブドフラワーをプレゼントしてよかったと感じています。 

個展のお祝いとして知人に贈って喜ばれたものはお花

知人の個展のお祝いに贈って喜ばれたもの・個展を開いた人が実際にいただいて嬉しかったものについて、SNSで調査した結果は「お花」が人気でした。

私の場合は絵画展でしたが、写真展などの個展でもお花が人気のようです。

お花と言っても2種類あります。

  • 生花
  • プリザーブドフラワー

では順番に見ていきましょう。

生花

お花を贈る場合は、アレンジメントスタンド花を選びましょう。

もし花束をプレゼントしてもギャラリーに花瓶がなければ飾ることもできず、受け取った側も困ってしまう可能性も。

アレンジメントは、水を含んだスポンジに生けた花を器などに入れてラッピングしているので、そのままでもギャラリーに飾ることもできるため喜ばれそうです。

胡蝶蘭は1か月以上咲き続けられ、花粉が小さく隠れているため飛び散りにくく香りも少ないので、個展へのプレゼントにおすすめです。

花粉が作品についてしまうと大変なので、花粉が飛び散りにくいと言う点は個展へのプレゼントにおいて重要視すべき点です。

胡蝶蘭専門店ギフトフラワーの胡蝶蘭
胡蝶蘭専門店ギフトフラワー

胡蝶蘭を贈るなら、高品質な胡蝶蘭を低価格で提供している胡蝶蘭専門店がおすすめです。

胡蝶蘭専門店ギフトフラワーなら、専門の農家と提携し賞を受賞している美しい胡蝶蘭のみを扱っています。立派な胡蝶蘭を贈りたいひとにはおすすめです。

幸福が飛んでくる」という縁起のよい花言葉からも、胡蝶蘭はお祝いによく用いられています。

プリザーブドフラワー

私も贈ったプリザーブドフラワーですが、他にも個展のお祝いに贈った・いただいたという意見をSNSでたくさん見かけました。

プリザーブドフラワーとは、生花を特殊な液につけて水分と色を抜いて新たに染色し、お手入れ不要で枯れずに長期間楽しめるよう加工した花のことです。

ベルビーフルール
ベルビーフルール

こちらはデザイナーさんへオーダーも可能なプリザーブドフラワー専門店です。

お花の色やデザインを相談しながら作る世界にひとつのプレゼントなら、きっと喜んでもらえるのではないでしょうか。

プリザーブドフラワーのメリットは、主に次の5点です。

  • 水やり不要
  • 枯れない
  • 花粉や匂いの心配がない
  • ケースに入っているなど持ち運びやすい形状のものが多い
  • 色を選べるのでインテリアにも馴染みやすい

個展へのプレゼントにプリザーブドフラワーを贈るメリットは、生花と違って毎日水やりやお手入れをする必要も、枯れる心配もない点です。

忙しい個展開催中、お花のお世話をする余裕までないかもしれませんし、個展が終わって持ち帰る時に運びやすいところもポイント。

受け取った側に負担がかからず、持ち帰ってもインテリアとして飾れるので喜んでもらえそうですね。

スナックの周年祝いのプリザーブドフラワー

花束アレンジ(大) メッセージ入りガラス額

こちらはガラスの中にプリザーブドフラワーが入っており、ガラス面にはメッセージや日付などの文字を入力できます。

色もブルー・ピンク・イエロー・アイボリーの4色から選べるので、ギャラリーでも悪目立ちすることなく馴染みやすそうです。

このプリザーブドフラワーの詳細はこちらのリンクをクリック

花の色を選べるという点は、生花にはできないプリザーブドフラワーならではの特徴ですね。

お花以外に知人への個展のお祝いで喜ばれたもの

お祝いといえばお花を連想する人も多いですが、お花以外にもおすすめのプレゼントを調査してみました。

特にたくさんあった意見は次の通りです。

  • 食べ物
  • お酒
  • 作品

もちろん絵画展だけに限らず、写真展や作品展のお祝いにも適しています。

では順番に見ていきましょう。

食べ物

お花以外のお祝いでは、食べ物をプレゼントする人が多い印象でした。

普段あまり選ばないような、少し高価な焼き菓子などが人気です。

食べ物をプレゼントする場合は、ケーキや生菓子など日持ちしないものは避けたほうがベター

また個展を開催するギャラリーには冷蔵庫がない場合もあるため、常温保存できる賞味期限の長いものがよいでしょう。

スイーツのカタログギフト
ギフトパッド

どんな食べ物がよいか悩む場合は、カタログギフトもおすすめです。

オンラインカタログギフトのセレクトショップのギフトパッドでは、スイーツ以外にも食べ物、ドリンク、コスメなどさまざまな種類のカタログギフトを扱っています。

オンラインカタログギフトなら、賞味期限や保存方法も気にせず、好きなものを選んでもらえますね。

どうしても要冷蔵のものをプレゼントしたい場合は、直接自宅に郵送するのもよいですね。

お酒

日本では昔からおめでたい時には「祝い酒」として一緒に飲んだり、相手にお酒を贈ったりする習慣があるためか、個展のお祝いにお酒をプレゼントするという意見も多く見かけました。

獺祭 磨き三割九分 720ml
ギフトモール

獺祭は幅広い年代に人気の日本酒で、桐箱入りや名入れ可能な商品もあり、プレゼントにも向いています。

獺祭のボトルに、名前を入れることも可能です。

ワインもラベルやヴィンテージにこだわることで特別感のあるプレゼントにもなりますし、好きなお酒を選んでくれたという気持ちも喜ばれそうですね。

作品

もしご自身も作家さんであるなら、自分の作品を贈るというプレゼントもできそうです。

誰にでもできるプレゼントではないため、個展のためにわざわざ作っていただいたという特別感が贅沢ですね。

知人へ個展のお祝いを贈るときの金額のめやす

個展祝いに贈るプレゼントの金額のめやすは、関係性によっても変わります。

  • 知人・友人 : 5,000~10,000円
  • 仕事関連  : 10,000~30,000円

上記が目安ですが、チケットの有無によっても相場は変わってきます

もし有料のチケットなどをいただいた場合は、チケットと同額かそれより多めの金額のプレゼントを贈るとよいでしょう。

チケットを自分で購入する場合はチケットの金額+お祝いがよさそうです。

知人へ個展のお祝いを贈るときのマナー

個展のお祝いを渡す時の注意点は次の4点。

  • お花を贈る場合は展示場所を確認しておく
  • 初日に間に合うよう手配する
  • 蝶結びの水引を使う
  • 熨斗や立て札をつける

それでは順番に見ていきましょう。

お花を贈る場合は事前にギャラリーに確認を

お花を贈る場合は、個展が開催されるギャラリーの広さや展示スペースを事前に確認しておきましょう。

会場によってはお花の大きさに制限があったり、花粉が飛んで作品を汚してしまうためお花の持ち込みはNGというギャラリーもあったりします。

また作品より目立ってしまうお花や、作品テーマと合わないお花も避けたいところ。

もし和のイメージの作品なら和風のアレンジメントを選んだり、青系のカラーが多い展示なら同じく青系のお花を選んだりすると、ギャラリーの雰囲気にも合い喜ばれそうですね。

初日に間に合うよう手配する

個展のお祝いを贈るなら、開催日当日に持っていくことがマナーです。

配送をお願いする場合は、当日の午前中には届くように手配しましょう。

「当日は忙しいかもしれないから前日の方がよいのでは…」と思うかもしれませんが、前日は会場に人がいるとは限らないため受け取れない可能性もあります。

また2日目以降に贈ることは、マナーとして良くないため避けましょう。

蝶結びの水引きを使う

水引きには「蝶結び」と「結び切り」の2種類がありますが、個展のお祝いを贈るときには「蝶結び」を使用します。

リボンの方が蝶結び、固結びの方が結び切りです。

蝶結びは何度も結び直しができるため、「何度あってもよいこと」という意味が込められています。

一方、結び切りは「一度だけで繰り返さない」という意味で、結婚式やお見舞いなどに使用します。

間違えると失礼に当たりますので、しっかり覚えておきましょう。

熨斗や立て札をつける

熨斗(のし)をつける場合に注意点が5点あります。

  • 熨斗の上段に「お祝いの名目」、下段に「送り主の名前」を記入
  • 濃い色の筆や筆ペンで書く
  • 贈り主の名前はフルネームで書くことが基本
  • お祝いの名目よりも送り主の名前を小さい字で書く

お祝いの名目には、「御祝」「祝個展開催」「個展開催御祝」「個展開催おめでとうございます」などの文言が一般的です。

お花を贈る場合は、熨斗ではなく立て札やメッセージカードをつけて贈りましょう。

熨斗や立て札は誰からのプレゼントかわかりやすくするためですが、個展を共同開催しているような場合には、宛名がなければ誰宛のプレゼントかさえも判断できなくなってしまいます。

お花の立て札は花屋さんへ作成をお願いできることも多いようですので、注文時に確認してみましょう。

知人への個展のお祝いメッセージの例文

メッセージを付けることを手間だと感じたり、恥ずかしいと思ったりするかもしれませんが、受け取った側としてもメッセージが書かれている方が嬉しいですよね。

個展へのお祝いメッセージには、個展開催に対するお祝い文個展成功を願う文今後の成功を願う文を記入するとよいでしょう。

個展開催おめでとうございます。個展の成功と、今後のご活躍を心からお祈りいたします。

個展ご開催心よりお喜び申し上げます。素敵な作品をたくさんの方に見ていただけることを願っております。今後もますますご活躍をされることをお祈りいたします。

個展開催おめでとう!夢が叶って私もうれしいよ。これからも応援しているね。

例文をあげましたが、もし親しい友達同士なら特別かしこまる必要もなく、いつもの口調に普通の便箋を使って構いません。

お祝いの気持ちを書いたメッセージは、後々読み返しても励みになるものです。

個展のお祝いは生花が人気!あえて生花以外のお祝いを贈るのもアリ!

個展を開催した立場から言えば、個展に来てもらえることが一番のお祝いではありますが、気持ちをこめて選んだプレゼントやメッセージはやはり嬉しいものです。

絵画展や写真展などの個展のお祝いに喜ばれたものはこちらでした。

  • 生花
  • プリザーブドフラワー
  • 食べ物
  • お酒
  • 作品

お花を贈ることが多い個展のお祝いですが、あえてプリザーブドフラワーなど生花以外のプレゼントを選んでみるのも喜ばれそうですね。

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この記事を書いた人

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