近年、お祝いごとのギフトとして注目されている観葉植物。
華やかなお花も人気ですが、グリーン系の観葉植物もおしゃれなので開店祝いには打ってつけです。
しかし、初めの開店祝いに「観葉植物を贈るのは迷惑じゃないかな」と不安になる人もいるでしょう。観葉植物の魅力や贈る意味を知れば、不安が払拭されるかもしれません。
今回は、開店祝いに観葉植物を贈った体験談と、もらった側の声を紹介します。より喜んでもらうためのポイントもお伝えしていくので、ぜひ参考にしてみてください。
観葉植物を贈るメリット
開店祝いに観葉植物を贈るメリットは主に以下の3つです。
・空間に馴染みやすい
・お手入れが簡単
・縁起がいい
それぞれのメリットを以下で詳しくお伝えします。
空間に馴染みやすい
色鮮やかな花も素敵ですが、インテリアテイストにマッチしないことってありますよね。その点、観葉植物はグリーン系でまとまっているので、空間に馴染みやすいです。お店の玄関付近やレジ横などに飾っても邪魔にならずに、おしゃれなインテリアアイテムとして活躍するでしょう。
お手入れが簡単
観葉植物は週に1回ほど水をやるだけで育つので、植物のお手入れが初めてって方にも気楽にお世話ができるのもメリットです。基本的には風通しがいい場所に設置しておけば、すくすくと育ちます。お店に飾る以上「バタバタしててお手入れする時間なんてない…」という方もいらっしゃいます。そんな方への贈り物にはお手入れが簡単な観葉植物がおすすめです。
縁起がいい
実は観葉植物には「根付く」という意味があります。開店祝いで贈ることで、その場所に長く根付いてくださいという想いが伝えられるのです。観葉植物の意味を知っている方は少ないので、ぜひ贈る際に教えてあげてくださいね。意味を知ると、お店のことを想ってプレゼントしてくれたと嬉しい気持ちにきっとなりますよ。
友人の開店祝いに観葉植物を贈った時の話
▼簡単な当時の状況説明
- 友人の年齢:27歳
- 関係性:高校時代の友人
- 開業した店:カフェ
- 贈った観葉植物:ケンチャンヤシ
高校時代からカフェをオープンさせるのが夢だった友人。
木のぬくもりを感じられる空間に仕上げていたため、お店の雰囲気に合うアイテムをプレゼントしたいと思いました。
そこで、インターネットで開店祝いにおすすめなアイテムを探したところ観葉植物がヒットしたんです。
観葉植物はインテリアにも馴染みやすく、グリーンが映えることでお店の雰囲気が一気におしゃれになると思いました。
友人は観葉植物を置きたいなと思っていたらしく、ちょうどプレゼントされてとても嬉しかったようです。
贈った観葉植物は「ケンチャヤシ」。勝利という花言葉が込められていたので、これから活躍してほしい友人の開店祝いにはぴったりでした。
今でも友人のお店には、あの時プレゼントした観葉植物が飾られています。
開店祝いに観葉植物をもらった人たちの声
実際に、開店祝いに観葉植物をもらった人たちは「迷惑」と思っているのでしょうか。迷惑だと思った人の要因も知りたいですよね。
ツイッターで嬉しい派と迷惑派のつぶやきをピックアップしてみたので見てみましょう。
開店祝いの観葉植物が嬉しい派の意見
開店祝いで観葉植物をもらったことのある人が多く見られました。
その中でも、観葉植物が嬉しいと思った理由に「明るい雰囲気になる」「成長が止まらないのがおもしろい」という声が。
観葉植物は風通しのいい場所に置いて適度な水やりをしていれば、すくすくと育つ植物です。
育てていくうちに「葉っぱが増えた」「植物の背が伸びた」など成長を感じる瞬間もあるので、お店を営業していくエネルギーになるでしょう。
開店祝いの観葉植物が迷惑派の意見
ツイッターを見たところ、迷惑に思う要因は「お世話の必要性」や「場所を取る」でした。
どんなプレゼントでもそうですが、相手の気持ちを汲んで贈るのが大切です。
今回の場合だと、土のいらないものや日光をあまり浴びせなくても育つ観葉植物なら、適度にお世話ができるかもしれません。
場所を取らない観葉植物であれば飾る可能性もあるため、テーブルや棚に置けるサイズのものを贈ってあげるといいでしょう。
喜ばれる観葉植物の贈り方とは?
観葉植物を贈ると決めたら、喜んでもらえる工夫をしましょう。以下の3つを行うことで、贈り主の好感度がアップしますよ。
- お店に合うサイズを贈る
- メッセージカードや立て札を添える
- 赤のラッピングは事前に確認を
1つずつ贈り方のポイントをお伝えしますね。
お店に合うサイズを贈る
祝いごととなれば盛大に大きな観葉植物を贈りたいですよね。しかし入り口の幅や店内の広さによっては、大きい観葉植物が返って邪魔になってしまうことも…。せっかくの贈り物を喜んでもらうには、事前にどのくらいのサイズの観葉植物なら迷惑でないか確認しておきましょう。開店祝いとなればたくさんの贈り物が来る可能性もあります。ある程度の贈り物を把握している段階であれば、もらう側も望ましいサイズを伝えてくれますよ。
メッセージカードや立て札を添える
友人間の贈り物であればメッセージカードに祝福の気持ちを添えてあげるといいでしょう。ビジネスの関係性がある場合は、立て札を添えるのがマナーです。せっかくいただいたのに贈り主が不明だと気がかりに思います。立て札に会社名を明記しておくとアピールにもつながるので、しっかり準備しておきましょう。
赤のラッピングは事前に確認を
観葉植物にリボンやメッセージカードなど、装飾を施す場合は「赤色」を避けるといいでしょう。赤には赤字や火事を連想させる特徴があるため、開店祝いには縁起が悪いといわれています。
しかし、もらう側が赤が好き、お店のイメージカラーが赤だという場合には赤のラッピングが喜ばれるかもしれません。あらかじめ、縁起が悪いことを伝えたうえで相手が了承すれば、赤を使った装飾も検討してみましょう。
開店祝いには共に成長していける観葉植物がおすすめ!
自分のお店をオープンさせることは、その人にとって大きな挑戦です。
開店祝いのプレゼント選びに困っている人は、応援メッセージを添えられるものを検討しましょう。
今回紹介した観葉植物には「根付く」という意味を持っているため、長く活動してほしい想いを込めて贈るのにはぴったりですよ。
開店祝いには、一緒に成長してくれる観葉植物を贈ってみてはいかがでしょうか。
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